技術講座 病理
液状化検体細胞診(LBC)
香川 昭博
1
1独立行政法人国立病院機構呉医療センター・中国がんセンター病理診断科
pp.1182-1186
発行日 2019年10月1日
Published Date 2019/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543207772
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Point
●液状化検体細胞診(LBC)法は人為的塗抹不良による検体不適正(乾燥,厚塗り,塗抹ムラ)を防止できます.
●フィルター法と重力自然沈降法で原理の違いによる弱点があります.
●従来の直接塗抹法に比較して,LBC法では細胞の見え方が異なります.
●LBC法では標本作製後,保存液に残った細胞を2次利用することができます.
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