特集 今日から役立つ 形態学的検査,がんゲノム検査の検体取り扱い
(2章)細胞診(塗抹・固定) 液状検体
澁木 康雄
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1国立がん研究センター中央病院 臨床検査科
キーワード:
血液塗抹標本
Keyword:
血液塗抹標本
pp.1504-1506
発行日 2022年12月25日
Published Date 2022/12/25
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2023122103
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<point>◆検体は採取後速やかに提出してもらい,ただちに処理するのが望ましい.◆血性検体は,溶血法や二重遠心法を行うことで有核細胞の回収率を高められる.◆引きガラス法による塗抹は,検体の性状から,引きガラスの角度と引く速度で調節を行う.◆固定は,湿固定も乾燥固定も素早く行うことが重要である.
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