技術講座 病理
ESD/EMR標本の切り出し方と標本作製の注意点
後藤田 裕子
1
1JA北海道厚生連札幌厚生病院臨床検査科
pp.306-310
発行日 2015年4月1日
Published Date 2015/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543205881
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Point
●近年,消化管の早期癌の治療は内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)/内視鏡的粘膜切除術(EMR)が主流となっている.
●ESD/EMRは患者の負担が少なく,消化管の早期癌に対して有用な治療である.
●ESD/EMRの病理診断結果によって,その後の治療方針が異なることがあるため,正しい評価ができる適切な標本の作製が必要である.
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