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ピルビン酸センサーによる血清乳酸脱水素酵素の測定
中根 清司
1
1名大病院検査部
pp.174-175
発行日 1983年2月1日
Published Date 1983/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543205420
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近年,酵素電極の臨床化学検査への応用は急速に発展し,血清成分の定量に数多く応用されてきた.用いられている電極は酸素電極,過酸化水素電極,アンモニア電極などが多い.
酵素電極による測定法は,尿酸,クレアチニン,コレステロールなど血清成分の定量を目的とした利用であったが,N.Minouraら1)はピルビン酸センサーにより血清中の乳酸脱水素酵素(LDH)を測定しようと試みた.
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