技術講座 細菌
インフルエンザウイルスの検査法
川名 林治
1
,
宮 勉
1
1岩手医科大学細菌学
pp.1373-1378
発行日 1987年12月1日
Published Date 1987/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543204347
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かぜ症候群は,日常診療においてもっとも普遍的に遭遇する感染症である.臨床ウイルス学の進歩により,その病原学的診断も細菌検査のみに傾いていたがウイルス検査が普及しつつある.
インフルエンザは以前からその検査が実施されているが,将来は,ワクチンの効果判定や疫学的な面から,かぜ症候群の起因ウイルス全体を含めて検査することが望ましい.
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