技術講座 血清
赤血球凝集反応・2—間接法
瀬戸 幸子
1
1虎の門病院輸血部・血清検査室
pp.436-438
発行日 1976年6月1日
Published Date 1976/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543201079
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間接法としては赤血球に抗原物質を吸着させ,これと対応する抗体と反応させて凝集を起こさせる場合と,逆に抗体を赤血球に吸着させ,これを対応する抗原に反応させて同じく凝集反応を起こさせる場合とがある.これらを応用したものはいろいろあるが,日常の検査に使われているものは,間接クームス試験,Rose反応,Middlebrook-Dubos反応やタンニン酸処理赤血球凝集反応などである.
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