技術講座 病理
凍結薄切法と脂肪(脂質)染色
鬼頭 花枝
1
1愛知県がんセンター研究所
pp.66-67
発行日 1973年11月1日
Published Date 1973/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543200303
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1.固定後の凍結薄切法
アルコールなどの有機溶媒に溶解しやすい物質(脂肪など)の証明,神経線維染色あるいは術中の迅速診断には,組織をホルマリン固定後,液化炭酸ガス法あるいは電子冷却式凍結によって,組織の水分を一定の固さに凍らせ薄切する凍結切片が必要である.
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