技術講座 生理
シリーズ 血流を診る・4
MRI―さまざまな血流の表現
齊藤 岳児
1
,
佐藤 洋
2
,
林 秀晴
2
,
竹原 康雄
3
1浜松医科大学救急部
2浜松医科大学第三内科
3浜松医科大学放射線部
pp.19-24
発行日 2014年1月1日
Published Date 2014/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543104139
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Point
● 近年,3次元シネ位相コントラスト磁気共鳴方法が臨床応用され,3次元空間における血流の状態や血管壁面への影響を評価できるようになった.
● 具体的には,流線や流跡線を用いることによって心腔内や血管での渦の可視化が可能となり,さらに,壁面せん断応力の測定が可能となった.
● 血流解析ソフトの開発は発展途上であるが,今後の発展によっては,渦の定量化などの詳細な解析が可能となると思われる.
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