増刊号 免疫反応と臨床検査2010
I 総論―免疫反応の基礎
B 検査法
2 イムノクロマトグラフィ
柴田 宏
1
1島根大学医学部附属病院検査部
pp.762-765
発行日 2010年9月15日
Published Date 2010/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543102888
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はじめに
近年,迅速で,しかも患者さんの目の前で検査結果のわかるPOCT〔point of care testing,またはNPT(near patient testing)〕検査試薬が汎用されるようになってきた.免疫反応においてこれらの迅速化に威力を発揮しているのがメンブレンベースイムノアッセイである.ここではイムノクロマトグラフィー法の測定原理,問題点(注意点),将来性などについて解説する.
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