検査じょうほう室 生化学
自動分析装置を用いたICG測定
土田 康之
1
1砂川市立病院臨床検査科生化学
pp.1524-1525
発行日 2006年12月1日
Published Date 2006/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543101281
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肝機能検査としてのインドシアニングリーン(indocyanine green,ICG)測定は,血清1mlに生理的食塩水(以下,生食)2mlを混和後,分光光度計を用いて805nmでの吸光度を測定し,検量線からICG濃度を求めます.15分時における血漿中ICG濃度を注入時における平均ICG血漿中濃度1.00mg/dlで割り,平均停滞率(%)を求めます.今回,分光光度計を用いず自動分析装置でICGを測定した例を紹介します.
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