検査法の基礎
自動尿沈渣分析装置の測定原理
前島 隆雄
1
,
新井 信夫
1
,
藤本 敬二
1
1東亜医用電子(株)学術部
pp.769-774
発行日 1994年9月1日
Published Date 1994/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543902110
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サマリー
尿沈渣の機械化・自動化は,沈渣物の数量計測と形態分析との両面を要求されること,また尿の物理的性質(浸透圧など)によって沈渣物の形態に差があることなどが,技術的なハードルとなり,他の分野に比べ大きく遅れていた.
本稿では,当社の有する血球計数技術や経験をもとに開発した自動尿分析装置の測定原理を解説する.尿沈渣の装置分析を理解するきっかけになっていただければと考える.
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