技術講座 免疫血清
膵型アミラーゼの測定
石川 仁子
1
,
前川 真人
2
1浜松医科大学医学部附属病院検査部
2浜松医科大学医学部臨床検査医学
pp.639-644
発行日 2006年7月1日
Published Date 2006/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543100940
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
新しい知見
日本臨床化学会の2004年新規プロジェクトとして膵型アミラーゼ活性測定の常用基準法の設定が進められている1).膵型アミラーゼ活性測定における測定方法間差を縮小し,デ一タの互換性を維持することが目的である.基本方針としては,抗ヒトS型アミラーゼ抗体を用いたS型アミラーゼ阻害法によって残存するアミラーゼ活性を国際臨床化学会(International Federation of Clinical Chemistry and Laboratory Medicine,IFCC)勧告法に準じた方法で測定することとなった.
Copyright © 2006, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.