座談会
図表原稿の書き方
樫田 良精
1
,
真島 英信
2
,
松村 義寛
3
,
天木 一太
4
,
高橋 昭三
5
,
伊藤 允三
6
,
金原 健
7
,
臨床検査編集室
1東京大学
2順天堂大学
3東京女子医大
4日本大学
5東京大学
6伊藤図芸社
7学術写真製版所
pp.52-63
発行日 1964年1月15日
Published Date 1964/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542916714
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校正を見て「あッ こんなはずではなかった」という感じを味わった方が多い思います。著者の意図が編集者に正しく伝わっていないためです。逆に,「一体この表はどう組んでもらいたいのかしら」とか「この絵はどうかいてもらいたいのかしら」と編集にたずさわる者が思い悩む例もまた多くあります。何気なしに書いた絵・統計・表などのために雑誌の編集室で,画工や製版所や印刷所と半日も額を集めて相談することがあります。著者が製版・印刷についての知識をもち,編集者が内容上の理解にもう少し富んでいたら,簡単に解決することもあるのです。今回こうした意味合いで,原稿,ことに表・絵・写真のことを中心にお話しいただきました。
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