座談会
臨床検査に必要な採血法
中尾 喜久
1
,
松村 義寛
2
,
大谷 五良
3
,
樫田 良精
4
,
松橋 直
5
,
天木 一太
6
,
高橋 昭三
7
,
本間 道
8
1東大
2東京女子医大生化学
3東大木本外科
4東大臨床検査部
5東大血清学
6東京第一病院検査科
7東大細菌学教室
8東大小児科
pp.276-291
発行日 1957年8月15日
Published Date 1957/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542905368
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中尾 本日はお忙しいところを皆様にお集まり頂いて有難うございます。今日は臨床検査室で検査の対象としての血液を採取する方法及びその際の細々しい注意事項というようなことを皆様で話合つて頂きたいと思う訳です。恐らく検査室で資料として血液が対象になることは極めて多いのでないかと思うのですが,検査の種類によつてはその量も,その質もいろいろ細かく注意しなければならない点があると思うのです。最初に非常に常識的になつていることでしようが,又他面無関心の点もあるような凝固防止剤ですね。Anticoagulantsの問題を解り易く,松村先生に解説して頂いたらと思うのですが。
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