入門講座 細菌
病原ブドウ球菌の同定のためのコアグラーゼ試験とDNase産生試験
橋本 雅一
1
1医歯大・微生物
pp.744
発行日 1968年10月15日
Published Date 1968/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542916499
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病巣から分離されたブドウ球菌の多くは,病原株—黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)—であることが多いが,ときには非病原株—表皮ブドウ球菌(Staph.epidermidis)—と鑑別を要することもある。この目的で日常行なわれているのはコァグラーゼ試験であり,最近になってDNase産生試験も用いられるようになった。
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