新しい機器の紹介
コアギュレーション・プロファイラーによるフィブリノゲンの迅速定量法
山内 雅夫
1
,
瀬谷 司
1
,
小熊 豊
1
,
村越 敏雄
1
,
長田 博
1
,
長谷川 淳
1
,
村尾 誠
1
1北海道大学第1内科
pp.951-955
発行日 1979年9月15日
Published Date 1979/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542915206
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はじめに
フィブリノゲン(Fbg)の測定には,従来よりチロジン法,重量法あるいは一次限免疫拡散法などが標準的に採用されてきたが,これらはいずれも手技が煩雑で測定にかなりの時間を要し,DICなどの緊急時には対応が困難であった.このような状況にかんがみ,今回我々は,血液凝固自動測定装置(コアギュレーション・プロファイラー)を利用してフィブリノゲンの迅速定量を試み,検討を加えた.
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