今月の主題 感染症
臨床検査の問題点・114
opportunistic pathogenをめぐって
五島 瑳智子
2
,
清水 喜八郎
1
1東京女子医大
2東邦大学医学部微生物学教室
pp.360-364
発行日 1979年4月15日
Published Date 1979/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542915068
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最近,感染症の変貌が認められ,特にopportunistic infectionと呼ばれるものが増加し,病院の日常診療で遭遇する機会が多くなった.このopportunistic infectionを起こすopportunistic pathogen—ここでは細菌検査における平素無害菌—をめぐって,その実態と問題点を検討する(カットは緑膿菌の鞭毛染色標本).
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