特集 小児の臨床検査
Ⅵ.緊急検査
B.嘔吐,下痢,腹痛
岩坪 哲哉
1
1聖路加国際病院小児科
pp.1335-1345
発行日 1977年11月1日
Published Date 1977/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542914568
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各症候について緊急検査の範囲を一概に決めることは難しい.患者の病歴と診察により正確な臨床診断の把握のうえに立って必要な諸検査が個々に決められるべきであろう.本稿では緊急診断,緊急処置が必要と思われるものを中心に解説する.便宜上,嘔吐,下痢,腹痛の三者を各症候別に述べるが各々は互いに相関連した症候であるため重複する点もあることをご諒承いただきたい.
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