特集 小児の臨床検査
Ⅵ.緊急検査
A.発熱
堀田 火帝
1
1東京医科大学小児科
pp.1330-1334
発行日 1977年11月1日
Published Date 1977/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542914567
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発熱は子供の症状の中で最も多いものであるが,大学病院の小児科でも,診療時間外ともなると半数が"発熱"の患者である.
医師が熱のある子供を診るときの要点は,(1)年齢はいくつか.(2)発熱の他に随伴症状はないか.(3)全身状態は悪くないか.(4)経過は長いか.(5)家族に同様の症状の者がいないか.(6)幼稚園,学校など,患児の周囲に流行している病気はないか.などである.
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