質疑応答
臨床化学 人間ドックの尿中アミラーゼ測定法は
古屋 徳治
,
早川 哲夫
1
,
鈴木 敏行
2
1名古屋大学医学部第2内科
2刈谷総合病院内科
pp.217-218
発行日 1987年2月15日
Published Date 1987/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542913261
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〔問〕当院の人間ドックにおいて血中アミラーゼおよび膵機能化学検査が正常で,尿中アミラーゼのみ異常値を示す例が約30%あります.前日の20時以降は食事および薬剤の服用は制限し,翌日早朝空腹時に採尿し検査しています.また,濃縮,腎機能低下も考慮し早朝完全排尿後2時間の尿を採尿し,アミラーゼとクレアチニンを測定しアミラーゼ・クレアチニン・クリアランスを測定したところ,アミラーゼ・クレアチニン・クリアランスが正常でも表1のように,25例中5例が尿中アミラーゼ高値を示しました.これをどのように解釈したらよいのか,また,今後人間ドックでの尿アミラーゼ測定を続けるにはどのような実施方法,結果報告がよいのかお教えください.
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