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                                    免疫組織化学の展望
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                名倉 宏
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1名古屋大学医学部付属病態制御研究施設
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.1256
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 1986年11月1日
                  Published Date 1986/11/1
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542913132
                
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■はじめに
1986年は,Nakane教授が‘Enzyme-labeled antibodies:Preparation and application for localization of antigens’という論文を,"The Journal ofHistochemistry and Cytochemistry"に発表し1),酵素標識抗体法を世に紹介してからちょうど20年目であるという,記念すべき年である.さらにそれをさかのぼること10年,1955年には故Coons教授により蛍光抗体法が開発されている2).そして逆に今から10年前には,Köhler,Milstein両教授が細胞融合法により単クローン性抗体の作製法を紹介し3),免疫組織の応用範囲を飛躍的に発展させたことは記憶に新しい.
それに続くこの10年間は,酵素抗体法を中心とした免疫組織化学が,免疫学の分野のみならず細胞生物学あるいは臨床医学において,それぞれ独自の発展を遂げた拡大の時期であると思われる.
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