編集者への手紙
尿蛋自質定量法の方法間差について
今井 宣子
1
1大阪大学医学部附属病院中央臨床検査部
pp.1230
発行日 1985年10月15日
Published Date 1985/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542912702
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現在,尿蛋白質定量法には多くの方法が報告されており,その特徴もいろいろである.筆者は,これら各法の方法間差の程度を知るために,以下の検討を行った.
用いた方法はKingsbury-Clark法(以下K-C法),Meulemans法(以下M法),TCA法,岩田法,ピロガロールレッドモリブデン法(以下PR-Mo法,和光のキットを使用),CBB法(Mariusの専用機を使用),TCA—ビウレット法の七種である.比濁法は温度の影響が大きいため,これが最小となる温度すなわち22℃にて,すべて測定を行った.
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