今月の主題 アルコール
総説
酩酊
上野 佐
1
,
塚本 昭次郎
1
Tasuku UENO
1
,
Shojiro TSUKAMOTO
1
1日本大学医学部法医学教室
pp.33-39
発行日 1985年1月15日
Published Date 1985/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542912466
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酩酊作用
人が飲酒をする主な目的は,酔いの快さを楽しむことである.
胃,小腸上部粘膜から血中に入ったアルコールは,全身の臓器にすばやく広がる.脳にも当然移行する.脳には軽度の麻酔がかかり,症状として興奮が起こる.これを酩酊と言う.
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