今月の主題 アルコール
主題を語る
アルコールと検査成績
降矢 震
,
藤沢 洌
pp.40-47
発行日 1985年1月15日
Published Date 1985/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542912467
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アルコールは生体にとって異物であり,人体にさまざまの影響を与える.「百薬の長」たる酒は,そのアルコールの脳に対する麻酔作用を楽しむための飲料であるが,楽しみも度を過ごすと体に変調をきたす.肝臓はアルコールの代謝を一手に引き受けているが,その負担は大きく,大量・連続の飲酒に加えてバランスの悪い食事がアルコール性肝疾患を招来する.
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