今月の主題 腎不全
技術解説
腎生検
谷澤 隆邦
1
,
岡田 敏夫
1
,
五十嵐 勝美
1
Takakuni TANIZAWA
1
,
Toshio OKADA
1
,
Katsumi IKARASHI
1
1富山医科薬科大学小児科
pp.725-731
発行日 1983年7月15日
Published Date 1983/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542911909
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腎不全状態では腎生検の適応が限定されているので,進行性病変の推測される症例では診断,治療法の確立のためにより早期に生検を施行し,各種組織検索法,染色法を用いることにより診断精度の向上が得られる.
採取した生検材料は検索方法に適合した固定,包埋を施行しておくことが肝要で,生検時の尿,血清の保存も同時に行われることが望ましい.
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