座談会
LDHの測定
上野 幸久
1
,
中 甫
2
,
菅野 剛史
3
1三宿病院内科
2三井記念病院中検
3慶大病院中検臨床化学
pp.32-38
発行日 1975年1月15日
Published Date 1975/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542908834
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この1年間の間,標準化というテーマで種々検討がなされてきたが,各検査法が標準化されて検査室間の相互比較が可能となる一助となれば幸いと思う.
今回のLDHはアイソエンザイムがI型からV型まで存在しておりそれぞれが性質を異にしているので,標準化を考えると非常にむずかしい酵素の一つであると考えられている.今回は臨床的な面からと分析側とから考えて,どのような方向で標準化がされていくのが望ましいか,現状と単位の問題などにふれながらその方向性を探ってみた.
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