研究
農村地帯住人の健康人血液成分の測定値
村井 哲夫
1
,
湯原 幸治
2
,
佐々木 司郎
3
,
立身 政一
3
1藤沢市民病院検査科
2東京都立府中病院検査科
3秋田県立総合病院検査科
pp.305-307
発行日 1972年3月15日
Published Date 1972/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542907557
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生活環境の違いにより,種々の血液成分のデータに差のあることは,すでに多くの報告にみられる.著者らは秋田県農村地帯に生活するいわゆる健康人561例(19—62歳)の各種血液成分を測定する機会を得たので,赤血球数,ヘマトクリット(Ht),ヘモグロビン(Hb),白血球数および赤血球恒数について検討し,都市在住者(東京都に働く工員および学生)と比較した結果を報告する.また,従来から生活環境の相違により測定値に差が認められている血清総コレステロール,中性脂肪について調べた結果もあわせて報告する.
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