特集 酵素検査法
病理
ブドウ糖-6-リン酸脱水素酵素(G-6-PDH) Glueose-6-phosphate dehydrogenase
佐々木 光雄
1
1熊本大・病理
pp.1308-1309
発行日 1971年12月1日
Published Date 1971/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542907427
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ブドウ糖-6-リン酸脱水素酵素の作用と組織化学への応用
本酵素は糖代謝の中で,ブドウ糖-6-リン酸からペントースリン酸回路にいたる6-ホスフォグルコノラクトンとの間を触媒する酵素で,ブドウ糖-6-リン酸を脱水素的に酸化して-6-ホスフォグルコノラクトンを形成する(図1).
そこでG-6-PDHはNADP依存酵素であるから,この反応には助酵素NADPが必要である.
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