カラーグラフ
トキソプラズマ症の臨床検査
小林 昭夫
1
1国立予防衛生研究所寄生虫部
pp.282-283
発行日 1969年4月15日
Published Date 1969/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542906380
- 有料閲覧
- 文献概要
トキソプラズマは胞子虫類に属する原虫の1種で,その発育形態には栄養型と嚢子(シスト)とがある.栄養型は感染の急性期に,嚢子は慢性期にみられるものである.ここにはギムザ染色,螢光抗体法による両型の染色像を示した.
トキソプラズマ症の血清学的検査法としては,最も重要な色素試験と赤血球凝集反応を取りあげ,それらの反応様式を図示した.
Copyright © 1969, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.