代謝経路と臨床検査・4
脂酸のβ酸化
松村 義寛
1
1東女医大・生化学
pp.276-277
発行日 1969年4月15日
Published Date 1969/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542906379
- 有料閲覧
- 文献概要
脂質中には,直鎖の飽和脂酸が含まれているのが特徴的であり,この脂酸の末端カルボキシル基が他物質のアルコール基とエステル結合をしている.
エステル結合を分解する酵素はエステラーゼ,あるいはリパーゼとよばれており,消化液中には膵リパーゼが分泌されているが,肝,筋など多くの組織の細胞中にも存在する.
Copyright © 1969, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.