座談会
臨床検査と光—特に光源と照明の問題
東 堯
1
,
小原 清成
2
,
松村 義寛
3
,
天木 一太
4
,
松橋 直
5
,
高橋 昭三
6
,
樫田 良精
7
,
太田 邦夫
8
1東芝・中央研究所応用物理研究部
2東芝・照明事業部
3東京女子医大生化学教室
4日大医学部第一内科
5東大医学部血清学教室
6東大医学部細菌学教室
7東大病院中央診療部
8東大医学部病理学教室
pp.508-522
発行日 1963年7月15日
Published Date 1963/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542906137
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樫田 今日の座談会は,臨床検査と光というテーマでございます。この雑誌では大分前に,熱源とか水の問題を中心に座談会をやったことがありますが,よく光熱水道といいますけれども,その光熱水道の中の光が適当な機会がなくて抜けておりましたので,本日は東芝の東先生,小原先生のお二人のご専門の方をお招きしましてこのテーマでいろいろの角度からお話し合いをしたいと思います。この座談会の出るのは7月号ですから,学問的なことだけじゃなくて,少し夏らしくくつろげるような題材も取り入れたいと思います。
最初にこんな問題があるということをそれぞれのご専門の先生方から,たとえば顕微鏡ではこうだとか,光電比色計ではどうだとかいうことから,口火を切っていただきたいと思います。
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