特集 細胞診―21世紀への展望
第2章 検診・外来診療における細胞診の役割
5.婦人科外来診療
中山 裕樹
1
Hiroki NAKAYAMA
1
1神奈川県立がんセンター婦人科
pp.1227-1231
発行日 2000年10月30日
Published Date 2000/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542904539
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
Papanicolauが腟脂垢から子宮癌診断が可能であることを示して以来,婦人科領域の細胞診は今世紀の間に十分成熟し,進歩の余地は少ないと言う者もいるが,はたしてそうであろうか.新しい世紀を迎えるに当たり,細胞診の未来を期待する者として,婦人科細胞診,ことに外来診療における現状を振り返り,未来への展望の一助としたい.
Copyright © 2000, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.