特集 臨床検査の新しい展開―環境保全への挑戦
Ⅱ.環境問題と疾病
4.大気汚染
2)大気汚染物質の測定
泉川 碩雄
1
Sekio IZUMIKAWA
1
1東京都環境科学研究所応用研究部
pp.1307-1312
発行日 1999年10月30日
Published Date 1999/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542904223
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はじめに
大気汚染物質の測定は,種々の目的で行われるが,その1つとして大気汚染防止法に基づいて行われるものがある.
大気汚染防止法では大気汚染状況の監視を都道府県知事に求めており,従来から環境基準が設定されている二酸化硫黄や二酸化窒素など(ここでは,従来型汚染物質という)について常時測定が行われている.
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