今月の主題 高血圧と臨床検査
生理活性物質
電解質調節因子
大島 哲也
1
,
松本 敏幸
1
,
小園 亮次
1
Tetsuya OSHIMA
1
,
Toshiyuki MATSUMOTO
1
,
Ryoji OZONO
1
1広島大学医学部臨床検査医学教室
キーワード:
高血圧
,
ナトリウム
,
カルシウム
Keyword:
高血圧
,
ナトリウム
,
カルシウム
pp.648-651
発行日 1999年6月15日
Published Date 1999/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542904096
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水や電解質の全身バランスもしくはその調節因子の増減が血圧に影響を与えることはよく知られている.今回,そのうち水やNaの貯留作用のあるバゾプレッシン,排泄作用のあるキニン,カリクレイン,ドパミンについて検査法と意義,高血圧との関連について解説した.さらに,近年注目されているCa調節ホルモンとして,副甲状腺ホルモンとビタミンDについても概説した.
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