今月の主題 生物・化学発光の新しい展開
技術解説
発光分析の将来展望
菅野 剛史
1
Takashi KANNO
1
1浜松医科大学臨床検査医学
キーワード:
化学発光
,
電気化学発光
,
生物発光
,
化学発光イムノアッセイ
,
化学発光酵素イムノアッセイ
Keyword:
化学発光
,
電気化学発光
,
生物発光
,
化学発光イムノアッセイ
,
化学発光酵素イムノアッセイ
pp.309-312
発行日 1998年3月15日
Published Date 1998/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542903678
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発光分析は高感度の分析法として注目されている.化学発光の分析法がイムノアッセイに応用されると,イムノアッセイの感度が著しく上昇した.分析の高感度化が進むと,測定対象は拡大した.そして,微量成分の情報が医療の領域で利用されるようになった.情報は血清以外の細胞成分からも得られるようになり,よりいっそう生体試料の情報が重要視されるようになっている.臨床検査に新しい夢を提供する領域と考えられる.
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