今月の主題 生物・化学発光の新しい展開
技術解説
発光性化合物を用いる化学発光イムノアッセイ
中井 利昭
1
,
磯部 和正
1
Toshiaki NAKAI
1
,
Kazumasa ISOBE
1
1筑波大学臨床医学系臨床病理
キーワード:
化学発光
,
chemiluminescence
,
化学発光イムノアッセイ
,
CLIA
,
発光性化合物
Keyword:
化学発光
,
chemiluminescence
,
化学発光イムノアッセイ
,
CLIA
,
発光性化合物
pp.283-286
発行日 1998年3月15日
Published Date 1998/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542903673
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化学発光を利用したイムノアッセイは,周辺技術の進歩により著しい発展を遂げた.感度の点では従来のRIAやEIA法以上の高感度測定法であり,また測定機器に光源や分光装置が不要でありコンパクトであると同時に経済的な利点を持っている.臨床検査においては,全自動化学発光イムノアッセイ装置や種々の検査試薬が開発され,ホルモン,腫瘍マーカー,ウイルス,免疫グロブリンなど多くの検査項目が測定可能となった.
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