今月の主題 PSA
技術解説
高感度PSA生物発光酵素免疫測定法(BLEIA)の開発
瀬戸 義明
1
,
阿部 克司
1
Yoshiaki SETO
1
,
Katsushi ABE
1
1栄研化学株式会社生物化学研究所
キーワード:
ホタルルシフェラーゼ
,
生物発光
,
高感度免疫測定法
Keyword:
ホタルルシフェラーゼ
,
生物発光
,
高感度免疫測定法
pp.989-994
発行日 2003年9月15日
Published Date 2003/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542100961
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〔SUMMARY〕 前立腺肥大症や前立腺癌の治療として前立腺全摘出を行った場合,血中PSA濃度は,0.01ng/ml以下になることも珍しいことではない.したがって,再発を観察するための術後管理においては,高感度のPSA測定系が要求される.そこで,われわれはホタルルシフェラーゼを標識酵素に用いた,高感度PSA生物発光免疫測定法(PSA-BLEIA)の開発を行った.本法の概要と性能について報告する.
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