編集者への手紙
アフリカのある地域のSTD検査
山田 誠一
1
,
潘 悦
1
,
森 有加
1
,
月舘 説子
1
,
藤田 紘一郎
1
1東京医科歯科大学医動物教室
キーワード:
アフリカ
,
モザンビーク
,
STD検査
Keyword:
アフリカ
,
モザンビーク
,
STD検査
pp.375
発行日 1995年3月15日
Published Date 1995/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542902425
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1.はじめに
日本の経済規模が大きくなるとともに人々の交流も盛んになっている.最近,PKOのようにアフリカの特定の地域にたくさんの日本人が派遣されることもある.日本においても世界中の病気について,取り組む必要が年々高まっている.
以前報告したアフリカのモザンビークQuelimane付近住民38名について梅毒血清検査を行い,14名を梅毒と血清診断できた1).今回,そのほかの一部STDについて同じ血清を用いて血清検査を行ったので,若干の考察を加え報告する.
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