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資料
全自動蛋白電気泳動装置CTE-5000に組み込まれたM分画自動検出機能の有用性に関する検討
Evaluation of the Automated Computer Program in Automatic Electrophoresis System (CTE-5000) for the Detection of M-bands
岩下 祥美
1
,
黒川 浩
1
,
金森 きよ子
1
,
一色 由紀江
1
,
奈良 信雄
1
Shomi IWASHITA
1
,
Hiroshi KUROKAWA
1
,
Kiyoko KANAMORI
1
,
Yukie ISSHIKI
1
,
Nohuo NARA
1
1東京医科歯科大学医学部附属病院検査部
1Clinical Laboratory, Tokyo Medical and Dental University Hospital
キーワード:
セルロース・アセテート膜
,
M分画
,
自動検出
,
肉眼判定
Keyword:
セルロース・アセテート膜
,
M分画
,
自動検出
,
肉眼判定
pp.371-373
発行日 1995年3月15日
Published Date 1995/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542902424
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全自動蛋白電気泳動装置CTE-5000に組み込まれたM分画自動検出機能によるM分画の検出率を検討した.本機能は,M分画含量が中等量以上の検体では,熟練判定者による肉眼観察に匹敵するM分画検出機能を持つことが示された.しかしながら,M分画含量が微量の場合にはその検出率に低下が認められ,検討課題と考えられた.CTE-5000は高い検体処理能力を持ち,さらにプログラミングを改良することで,M分画自動検出機能を日常検査に導入することが可能になるものと考えられた.
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