特集 旅行皮膚病
臨床例
Rickettsia africaeによる旅行者感染症
藤澤 智美
1
,
藤田 博己
,
角坂 照貴
,
安藤 秀二
,
小笠原 由美子
,
高野 愛
,
川端 寛樹
,
清島 真理子
1大原綜合病院附属大原研究所
キーワード:
デング熱
,
Minocycline
,
リケッチア感染症
,
鑑別診断
,
経口投与
,
マダニ属
,
旅行
,
アフリカ
,
輸入感染症
Keyword:
Administration, Oral
,
Communicable Diseases, Imported
,
Africa
,
Diagnosis, Differential
,
Dengue
,
Minocycline
,
Rickettsia Infections
,
Travel
,
Ixodes
pp.673-676
発行日 2013年7月1日
Published Date 2013/7/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2013317311
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<症例のポイント>旅行者感染症は渡航先で罹患し帰国後に発症する疾患を総称する。交通網が発達し海外への渡航が増えるにつれて、未知の感染症に罹患し帰国する患者が増えている。アフリカサハラ砂漠以南の旅行後に発症する発熱・発疹を伴う感染症として、アフリカマダニが媒介しておきるアフリカダニ熱(African tick-bite fever:ATBF)も旅行者感染症の1つとして、知っておきたい。
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