編集者への手紙
梅毒血清検査結果の出身地差
山田 誠一
1
,
森 有加
1
,
月館 説子
1
,
藤田 紘一郎
1
1東京医科歯科大学医動物学教室
キーワード:
梅毒血清検査
,
出身地差
Keyword:
梅毒血清検査
,
出身地差
pp.1102
発行日 1994年9月15日
Published Date 1994/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542902117
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1.はじめに
梅毒はスピロヘータの1つであるTreponema pal-lidumによって生じる.診断には,病変部からTre-ponema pallidumを直接検出する方法と血清診断法がある.非特異的なSTS法と特異的なTPHA法およびFTA-ABS法と組み合わせて診断する.今回,海外勤務者と現地人の梅毒血清検査を実施する機会があったので若干の考察を含めて報告する.
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