Japanese
English
研究
血清総カロテノイド測定法の検討―特にカロテノイド各分画の影響
The Influence of the Carotenoid Fractions on the Assay of Total Carotenoids
木下 伊規子
1
,
木村 典代
1
,
加藤 達雄
1
Ikiko KINOSHITA
1
,
Michiyo KIMURA
1
,
Tatsuo KATO
1
1共立女子大学家政学部栄養生理学研究室
1Department of Food Science and Nutrition, Faculty of Home Economics, Kyoritsu Women's University
キーワード:
総カロテノイド測定法
,
カロテノイド分画
,
分光光度計
,
吸光スペクトル
,
HPLC
Keyword:
総カロテノイド測定法
,
カロテノイド分画
,
分光光度計
,
吸光スペクトル
,
HPLC
pp.1087-1091
発行日 1994年9月15日
Published Date 1994/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542902112
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分光光度計による血中総カロテノイド測定法に対する各分画の影響を調べた.各分画の吸光スペクトルは3つのピークを持ち,その形は類似したがリコペンのみは,やや長波長側に偏位した.各分画の添加回収率はいずれもほぼ100%であった.血中総カロテノイド測定値はHPLC法による各分画の総和値と,きわめて良い相関を示し,3波長測定により基線値を差し引くことによりさらに改善した.総カロテノイド測定の有用性を述べた.
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