増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第5集
血液生化学検査
蛋白
血清総蛋白と蛋白分画
櫻林 郁之介
1
,
小川 実
2
1自治医科大学大宮医療センター検査部
2公立横手病院研究検査科
pp.10-11
発行日 1994年10月30日
Published Date 1994/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909733
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ヒト血清中の蛋白成分は100種類以上から構成されており,その機能や性状はそれぞれの成分によって異なる.
日常の血清蛋白測定では,まずその総量である血清総蛋白量が測定される.一般的に血清総蛋白量の変動には,量的に多いアルブミンや免疫グロブリンの増減が大きく影響し,他の各成分が影響を及ぼすことは少ない.
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