学会だより 第79回日本消化器病学会総会
"消化器病学の進歩と社会"をテーマに
児島 邦明
1
,
別府 倫兄
1
,
二川 俊二
1
1順天堂大学医学部第二外科
pp.746
発行日 1993年7月15日
Published Date 1993/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901597
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日本消化器病学会総会は1889年(明治32年)の第1回総会に始まり,1993年で第79回を迎えた.1959年には本学会の秋季大会の開催も始まり,1992年に第34回を迎えている.本学会は,内科,外科,放射線科,病理,基礎医学,臨床検査など幅広い領域の研究者たちによって構成され,現在の会員数は個人会員約24,500名である.学会誌は,邦文誌が毎月発行され,英文誌であるGastroenterologia Japonicaも隔月に発行されている.
第79回日本消化器病学会は,京都府立医科大学公衆衛生学,川井啓市教授を会長に,1993年3月29日から3日間,国立京都国際会館を舞台に開催された.今回の学会のテーマとして"消化器病学の進歩と社会"が掲げられ,医学は社会との調和の中で進むべきであるとのコンセプトで行われた.
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