学会だより 第82回日本病理学会総会
示説中心の臨場感あふれる学会運営
坂本 穆彦
1
1東京大学医学部病理学
pp.780
発行日 1993年7月15日
Published Date 1993/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901604
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日本病理学会の総会は春期総会と秋期特別総会の2回が毎年開かれる.本年の春期総会は4月6~8日の3日間,東京・日本都市センターおよび全共連ビルで開催された.連日2,000名を超える入場者があり,大変盛況であった(会長:国立がんセンター中央病院下里幸雄部長).
本学会のプログラムは一般演説と指定講演とから構成されいる.今回は一般演題1,145題,特別講演2題(いずれも米国教授による招待講演),宿題報告3題であった.一般演題はすべて示説で発表された.このうちから18題のテーマに合致する発表が,特別にワークショップとしても別立てで行われた.したがって,ワークショップ担当者は,同一演題を講演と示説の両方で発表することとなった.
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