今月の主題 酵素検査標準化の動向
総説
酵素検査における標準化―日本と世界の動向
亀井 幸子
1
,
柳沢 勉
1
Sachiko KAMEI
1
,
Tsutomu YANAGISAWA
1
1東京医科歯科大学医学部保健衛生学科
キーワード:
JSCC勧告法
,
JSCC常用基準法
,
IFCC法
Keyword:
JSCC勧告法
,
JSCC常用基準法
,
IFCC法
pp.463-467
発行日 1993年5月15日
Published Date 1993/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901522
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
1970年ころから,臨床化学検査の標準化活動が活発になったが,なかでも,酵素検査の標準化は最も切実な課題であった.本稿では,日本臨床化学会酵素専門委員会(当初は談話会や分析部会として活動が行われた)を中心とする酵素活性測定の標準化について解説するとともに,国際臨床化学連合(IFCC)やヨーロッパ臨床検査標準化委員会(ECCLS)を中心とする世界的な標準化の動向を紹介する.〔臨床検査37(5):463-467,1993〕
Copyright © 1993, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.