今月の主題 血管内皮細胞
技術解説
血小板活性化因子(PAF)
唐沢 健
1
,
野島 庄七
1
Ken KARASAWA
1
,
Shoshichi NOJIMA
1
1帝京大学薬学部薬品物理化学教室
キーワード:
血小板活性化因子
,
PAF
,
バィオアツセイ
,
ラジオイムノアッセイ
,
RIA
Keyword:
血小板活性化因子
,
PAF
,
バィオアツセイ
,
ラジオイムノアッセイ
,
RIA
pp.384-390
発行日 1992年4月15日
Published Date 1992/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901042
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
PAFは血管内皮細胞などの炎症細胞からさまざまな刺激に応答して産生されるリン脂質の1分子種であり,エンドトキシンショックなどの病態に深く関与すると考えられている.病態におけるPAFの役割について知るうえで,生体試料中のPAFの定量分析,PAFの標的細胞におけるPAFレセプターの同定,細胞組織におけるPAFの生合成酵素および分解酵素の活性測定は欠かすことのできない研究手段であり,これらに関し最近の進歩を含め解説した.
Copyright © 1992, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.