今月の主題 心・血管系ホルモン
測定法・病態生理
心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)測定法―エンザイムイムノアッセイによる測定法を中心として
藤田 誠一
1
,
片山 善章
1
Seiichi FUJITA
1
,
Yoshiaki KATAYAMA
1
1国立循環器病センター病院臨床検査部
キーワード:
α-ヒト心房性ナトリウム利尿ペプチド
,
α-hANP
,
ラジオイムノアッセイ
,
RIA
,
エンザイムイムノアッセイ
,
EIA
,
β-D-ガラクトシダーゼ標識
,
α-hANP
,
交差反応
Keyword:
α-ヒト心房性ナトリウム利尿ペプチド
,
α-hANP
,
ラジオイムノアッセイ
,
RIA
,
エンザイムイムノアッセイ
,
EIA
,
β-D-ガラクトシダーゼ標識
,
α-hANP
,
交差反応
pp.233-236
発行日 1991年3月15日
Published Date 1991/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542900516
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α-ヒト心房性ナトリウム利尿ペプチドの血漿中の濃度は報告者により多少異なるが,約10~100pg/mlと非常に低いレベルである.したがって,その血中濃度の測定はラジオイムノアッセイ(RIA)が用いられているが,特定の施設,設備の必要性,廃液処理などの問題点があるので,本稿ではこのような問題を解決するために,われわれが開発したβ-ガラクトシダーゼ標識酵素を用いた競合法によるエンザイムイムノアッセイ(EIA)について述べる.
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