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今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!
呼吸機能検査
Respiratory function test
宮澤 義
1
1自治医科大学附属病院臨床検査部
キーワード:
慢性閉塞性肺疾患
,
COPD
,
上気道閉塞
,
気管支喘息
,
予測式
,
特発性肺線維症
,
IPF
Keyword:
慢性閉塞性肺疾患
,
COPD
,
上気道閉塞
,
気管支喘息
,
予測式
,
特発性肺線維症
,
IPF
pp.81-89
発行日 2020年1月15日
Published Date 2020/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542202254
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Point
●上気道閉塞を疑う場合は呼気・吸気フローボリューム(FV)曲線を測定して,胸郭外・胸郭内および固定性上気道閉塞を判断する.
●慢性閉塞性肺疾患(COPD)は著しい不均等分布肺により肺拡散能力(DLCO)が異常低下を示す場合がある.
●肥満や痩身の患者では予測値との不一致が起こる場合がある.
●低肺気量の症例は測定できない検査がある.
●小児気管支喘息の軽症例の診断は1秒率(FEV1%)よりFV曲線のパターンや最大呼気中間流量(MMF)が有用である.
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