特集 喘息・COPDと関連疾患の重要知識Up-to-date
喘息・COPDの治療
マクロライド少量持続療法の意義
松瀬 厚人
1
1東邦大学医療センター大橋病院呼吸器内科
キーワード:
マクロライド
,
びまん性汎細気管支炎
,
気管支喘息
,
慢性閉塞性肺疾患
,
COPD
Keyword:
マクロライド
,
びまん性汎細気管支炎
,
気管支喘息
,
慢性閉塞性肺疾患
,
COPD
pp.2258-2263
発行日 2024年12月10日
Published Date 2024/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402229904
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Point
◎14・15員環マクロライドの少量持続療法は,気道分泌や好中球性炎症を抑制することで慢性炎症性呼吸器疾患に効果を示す.
◎びまん性汎細気管支炎の予後はマクロライド少量持続療法により劇的に改善した.
◎マクロライド少量持続療法は非好酸球性,慢性気道感染を合併する喘息に有効である.
◎マクロライド少量持続療法は慢性閉塞性肺疾患(COPD)増悪を抑制する.
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